一般社団法人 刈谷医師会
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会長挨拶・沿革
  Message from the Chairman History  
会長挨拶
 
 刈谷医師会のホームページへアクセスして頂きありがとうございます。
  当医師会は、愛知県中西部の刈谷市、知立市及び高浜市(三支部)の医師会員で構成され、令和6年6月1日現在における3市の人口は約27万5千人、また、当医師会員は318名であります。
 私は、令和6年6月1日開催の定例総会終了後直ちに開催された理事会において、一般社団法人刈谷医師会の代表理事(会長)を拝命いたしました。
 会の代表として長い歴史のある刈谷医師会の会務執行にあたることとなり、大変光栄であると共にその重責に身の引き締まる思いであります。
 さて、私たち医師会員は医療、保健、福祉、介護等の広い分野で3市と協力し、市民の皆様方の生命と健康を守り、明るく充実した市民生活のための社会基盤確立に寄与すべく活動をしています。
 2019年末より世界中に拡がった新型コロナウイルス感染症により、市民の日常生活、医療現場、社会活動等多方面に大きな影響を及ぼしてきました。この新型コロナウイルス感染症は昨年5月8日にようやく感染症法上位置づけが「5類感染症」に変更され、少しずつ人々の暮らしも通常を取り戻し、社会経済活動も回復の兆しを見せてまいりました。「ポストコロナ」の時代に向け、当医師会としても医療体制の充実を図り、新興感染症の発生への平時から備えを整え、市民の皆様の命と健康を守るよう努めてまいります。
 また、超高齢社会が進展し、いわゆる「団塊の世代」が75歳を迎え後期高齢者となる2025年問題がもう目前に迫っています。これは医療費の増加や医療従事者の不足を招き、医療や介護などの社会保障を揺るがしかねない問題に繋がります。
 医学は日々進歩している一方、社会情勢の変化により急増する医療費を抑制する必要があることから、今後、医療の更なる効率化が求められ、医療制度改革はより厳しい方向に進むと言われています。
 そのため私たちは各種の学術集会、研究会、研修会等に参加するなど自己の研鑽、生涯教育、さらには医道の涵養と向上に努めています。
 また、今後「かかりつけ医」を持っての病診連携(病院と診療所の間の連携)、診診連携(診療所と診療所の間の連携)、病病連携(病院と病院の間の連携)などの医療連携を一層進めていくと共に、医療福祉に関わる全ての業種の方々との多職種連係を積極的に構築していかなければなりません。
 当医師会では、これからも行政との協力や各種関係団体との連携を深め、関係する機関相互の連携をさらに推進する等、地域医療・地域包括ケアシステムが充実するよう活動してまいりますので、引き続き温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
一般社団法人刈谷医師会 会長 辻󠄀村 享   2024.6
 
沿革
 
昭和 22年 (1947) 12月   碧海郡医師会 創設(進駐軍命令より16町村の医師が集まって)
昭和 25年 (1950) 4月   刈谷市医師会 創立
昭和 37年 (1962) 4月   刈谷医師会 創立(知立町・高浜町を含めて当時の刈谷保健所の担当地域)
昭和 45年 (1970) 12月   刈谷医師会館 竣工
昭和 46年 (1971) 4月   刈谷医師会臨床検査センター 開設
昭和 47年 (1972) 9月   刈谷医師会報 創刊
昭和 48年 (1973) 6月   休日診療所 開設
平成 4年 (1992) 4月   刈谷准看高等専修学校 開校
平成 8年 (1996) 8月   刈谷地域産業保健センター 開設
平成 14年 (2002) 3月   刈谷準看高等専修学校 閉校
平成 21年 (2009) 4月   新刈谷医師会館 竣工
平成 30年 (2018) 10月   刈谷医師会健診センター 開設
 

 

 

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