＜第５２６号＞　平成２８．１０．１　　発行：刈谷医師会　　　責任者：会長　斎藤　敏明

表紙説明　知立中学校のメタセコイア（知立） 　 　校長先生御推薦の又御自慢の校庭に高々と居座するメタセコイアの大木を撮りました。 　あいにくの雨模様で暗い空。写りも悪く表紙にするには申し訳ない画面となりました。 　この木現在病がちの由。早々と葉を落とし始めていました。（９月24日撮影） 　知立中学校は11月に創立70周年の記念式典も予定され、その折にはこの大木に電飾を施す準備ありとか。なんとか樹医の努力で回復し、いつまでも生徒達を見守るシンボル的な存在であってほしいと望みます。 　メタセコイアは別名アケボノスギと呼ばれヒノキ科の落葉樹。恐竜の時代後新生記の第三紀165万年前から洪世紀（２万年前）に繁茂していた様で、その化石で証明されています。野生種がほとんど見られず貴重種で本種は絶滅したものと思われていたものが、約70年前に中国の四川省で、その原生種が発見されました。 　セコイアの仲間で主にアメリカ西部に見られるスギ科のセコイアメスギは高さ100ｍを越し、またセコイアオスギは根元が30ｍ以上にもなる世界で最も大きくなる木として知られています。 　ヒッチコックの映画「めまい」にセコイアの林が写っていたのを想い出します。 　　参考書　地球博物大図鑑 　　　　　　　 大図典View 　　　　　　　 できかた図鑑

（永田隆郎　記）