<第469号> 平成24.1.1  発行:刈谷医師会   責任者:会長 野村 英雄


平成24年01月01日発行表紙

編集後記と表紙説明

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 表紙の写真も三市あちこち廻っておりますが、被写体に苦慮しています。会員の先生方のアドバイスがいただければ幸いと存じます。
 昨年は未曾有の大災害が東北地方を襲いました。未だ行方不明者は4,000人余と言われています。
 あちこちで復興の兆しは見えては来ているものの手付かずの所も多々あり、一日も早い生活環境の回復が望まれます。
 原発事故の問題も解決にはほど遠い様で周囲に住まわれていた方々の帰宅は何時になる事やら。
 小生の知り合いに福島県の西、新白河駅に近く歯科を開業の先生がおられます。一般歯科を標榜されていますが、子供好きであり患者さん達も親切でやさしい治療を心得て多数が子供さんであると聞いておりました。この原発被害を機に子供だけは影響を受けない遠方に移動させる親御さんが多く、子供の患者が激減したと嘆いておられます。事ここに来て深刻で自身も医院を他所に移転をと考えておられます。
 原発事故の場所から遠く離れた地でのこの有様です。近くなればなるほど問題はもっともっと複雑であると思われます。
 原発事故の解決には30年とも100年以上とも要すると言われています。明るい話はいつ見えて来るのでしょう。心が痛みます。
 地震列島といわれる我が国では、何処でもこの様な問題は起こり得ます。他人事として片付けられない事々です。
 今年の辰年が昨年の暗雲を突き破り、明るい青空を見せてくれる様祈るばかりです。
 表紙の置物は昨年11月に、博多駅内のデパートで購入したものです。常滑焼と聞いておどろきました。常滑から博多に運ばれた物を、常滑近くの我が家に持ち帰ったわけです。奇遇です。背景にしました置物は奈良製で、丸い板に更紗で十二支が染められています。リボンを移動させる事で、その年に合わせる様に工夫されています。
 新年にあたり、昇竜で今年も頑張ろうと自身を鼓舞しています。
(永田隆郎 記)


第469号  も く じ
巻頭言
年頭のご挨拶 会長 野村英雄
第213回 刈谷内科医会
 夜間頻尿の診療ストラテジー 名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科学
 教授 後藤百万先生
呼吸器・循環器・膠原病検討会
 左鎖骨下静脈閉塞に対してVenoplasty施行して左室
 リードを追加したCRTD upgrade術の1例
刈谷豊田総合病院 循環器科
 浅野喜澄 原田光徳 三好亜弥
 神谷信次 梶口雅弘 斉藤隆之
     山中雄二 杢野晋司先生
[理事会メモ](第15回・第16回)
支部だより(刈谷・知立・高浜)
シリーズ 刈谷豊田総合病院
 皮膚科の近況について 皮膚科部長 鈴木加余子
新入会員紹介
 いわせ外科クリニック 岩瀬祐司
第9回刈谷メジカルだより 吉澤一彦
優勝記 早川哲史
刈谷医師会家族従業員旅行 竹内一郎
 《新春随想》
 年頭にあたり 鈴木信夫
 傘寿記念 同級会 加藤壽作
 2011年回顧 神谷ヨ彦
長寿課だより
 高浜市介護保険グループ・高浜市地域包括支援センター 高浜市福祉部介護保険 
                                         グループリーダー 篠田 彰
刈谷支部日帰り研修旅行 野村義紀
会員サロン
 ポール・ラッシュ記念センター 平瀬達也
休日診療だより 休日診療担当委員会
検査センターだより
 「第42回 全国学校保健・学校医大会(静岡県)」に
  参加して
健診主任 高須勝則
編集後記と表紙説明 永田隆郎
医師会行事予定表