<第342号> 平成13.6.1 発行:刈谷医師会 責任者:会長 八
木 道 之
表紙説明 刈谷市南部生涯学習センター(刈 谷) 市内野田地区に5月21日にオープンする刈谷市南部障害センター(たんぽぽ)を開館に先立ち案内していただきました。老人と身体障害者のデイサービスを行う南部福祉センターを併設していて、地域の人々の学習と福祉に大きな力になるものと期待されます。 正面玄関を入ると中央廊下をはさんで左は学習センターのフロア、右側は福祉センターのフロアと1階は独立分離されています。 学習センターの左奥には、名誉市民であり日本のエジソン・フェライトの父と呼ばれる野田地区出身の発明家、加藤与五郎氏の特別室が設置されています。はずかしながらこの偉人小生その名も発明のフェライトも全く知りませんでした。 この室には彼の生涯・人柄・功績が紹介されています。なかでも現在我々が使用している電気器具等に汎用されているフェライトなるものご確認いただくには恰好のコーナーです。 2階には、陶芸室(陶芸窯を備えた本格的教室)視聴覚研修室、パソコン研修室(パソコン10台で、ここでの教室は早くも定員一パイとの事)、昼間は高齢者のカラオケに、夜間は音楽練習室に利用されるふれあい交流室などがあります。又、60才以上が利用可の浴室が2室あり、入浴後ゆっくりくつろげる畳の部屋も用意され、いたれりつくせりです。カラオケや入浴に訪れたお年寄りが隣室の児童クラブの子供たちと話をしたり、ゲームをしたり、細工をしたりのプレイコーナーが作られ、老人は子供から若さを、子供は老人から知識と技術を学べるこの上ない場所となっています。 全館すみずみまでゆきとどいた施設と大いに感心させられました。一度お尋ね下さい。 |
(永田隆郎 記) |
第342号 も く じ | |
巻頭言 | |
「怒れ、怒れ!!」 | 副会長 石川平八 |
第160回刈谷内科医会 | |
心不全におけるレニン・アンジオテシン系の役割 | 愛知医科大学循環器内科助教授 水谷 登先生 |
理事会メモ(第2回・第3回・第4回・第5回) | |
支部だより(刈谷・知立・高浜) | |
シリーズT | |
刈谷総合病院 神経内科−地域特殊性について− | 副院長兼神経内科部長 村上信之 |
シリーズU | |
高浜市立病院外科 | 主任外科部長 石川 周 |
会員サロン | |
眼白子症−屈折異常の「治療で視力アップ− | |
中国 西安紀行(1) | 加藤寿作・友子 |
検査センターだより | |
表紙説明 | |
刈谷市南部生涯学習センター(刈谷) | 永田隆郎 |
編集後記 | 松井省治 |