<第337号> 平成13.1.1 発行:刈谷医師会 責任者:会長 八
木 道 之
表紙説明 巳・蛇 21世紀のトップを飾る巳年には、世の中総べてにおいて是非とも好スタートを切ってほしいものです。 巳は十二支の第六。方角では南南東、時刻では午前10時、または午前9時から11時までの間を指します。 爬虫類へび亜目の動物の総称です。足がなく、ひも状でうろこに覆われており、舌が長く、地や物に伝わって這い、とぐろを巻きます。何となく、不気味な動物と見られていますが、白蛇などは逆に福ともされています。 ◆蛇 足 : あるいは蛇を画がきて足を添うともいいます。戦国策の寓話から出た言葉で、無用のことをするたとえ。 ◆蛇竹に上り、百足地に転ぶ : 足の無い蛇が竹の上にのぼるのに、足の多いむかでがかえって地を這うという、物事が反対なことを言います。米大統領選では、決着後敗者のほうが勝者よりも人気が上がったとは皮肉なものです。 ◆蛇の足より人の足見よ : 蛇に足があるかどうかなど、無益なことを論ずるよりも、身近な自分の足もとの事でも考えるがよいといういましめ。 ◆蛇は竹の筒に入れても真直ぐにならぬ : 生まれつき根性の曲がっているものは、直すことが難しい。どこかの知事の名言「しなやかに」筒に入れれば、直すことができる。 ◆蛇に噛まれて朽ちた縄に怖ず : 蛇に一度噛まれてからは、蛇に似ている腐った縄を見ただけでもおじけづく。一度の失敗にこりて必要以上に用心深くなる。 ◆蛇七曲がり曲がりて一我が身曲がりたりと思わず : 蛇が自分の身の曲がっているのに気づかないように、人も自分の欠点や短所に気づかず、反省しないものである。 フック・スライスの連発。なんでこうも曲がるのだろうと考えてもわからない。 |
(表紙絵と文 : 神谷博彦・加代子) |
第337号 も く じ | |
巻頭言 | |
新しい年を迎えて | 会長 八木道之 |
第17回刈谷・安城・碧南小児科医会 | |
小児のてんかん及びてんかん関連性疾患(熱性けいれん) | 名古屋大学小児科学教室 根来民子先生 |
理事会メモ(第15回・第17回・第18回) | |
支部だより(刈谷・知立・高浜) | |
シリーズ | |
刈谷総合病院 耳鼻咽喉科の紹介 | 部長 高橋正克 |
≪新春随想2001≫ | |
新年を迎えて思うこと | 刈谷総合病院 院長 粟野 忍 |
杉田玄白著「形影夜話」の教え | 刈谷総合病院 副院長 村上信之 |
21世紀を迎えて思うこと | 神谷ヨ彦 |
年頭にあたり | 鈴木信夫 |
忍 冬 | 鈴木隆元 |
<検査センターだより> | |
表紙説明 | |
巳・蛇 | 神谷博彦 |
編集後記 | 鈴木隆元 |